生活クラブ生協が選ばれる理由に、「食の安全へのとりくみ」はとても大きいポイントだと思います。
伊那支部では、支部メンバーに向けて、本サイトでも生活クラブの全国組織である連合HPからピックアップした内容を共有させて頂きます(本ページの内容は連合HPからの抜粋です)。

連合HP該当ページより抜粋

食品添加物、遺伝子組み換え作物、環境ホルモンなど、「食」の安全を揺るがすような問題は次から次へとあらわれます。
生活クラブでは、食の安全性の追求や自給率の向上、情報の開示などを含めた独自の原則を定め、組合員と生産者で力を合わせて原則に基づいた活動にとりくんでいます。

生活クラブの消費材10原則

第1原則 安全性を追求します。
第2原則 遺伝子操作された原材料は受け入れません。
第3原則 国内の自給力を高めます。
第4原則 公正で責任ある原材料の調達をめざします。
第5原則 素材本来の味を大切にします。
第6原則 有害化学物質を削減します。
第7原則 3Rを推進し、さらなる資源循環をすすめます。
第8原則 温室効果ガスの排出削減をすすめます。
第9原則 積極的に情報を開示します。
第10原則 独自基準を定め、自主的な管理をすすめます。

生活クラブは安全を支えるために独自で調べています!

生活クラブは生産者さんと連携することで食の未来を守ります!

生活クラブは安全を支えるために独自で調べています!

遺伝子組み換え対策

知らないうちに食べているGM作物…

現在、日本で認められているGM作物は、大豆、ナタネ、とうもろこし、じゃがいも、綿、テンサイ、パパイヤ、アルファルファ、カラシナの9作物。
しかし、表示義務は、納豆、豆腐、味噌などの原料に使用された場合など33食品群に限られ、しかも、全体の重量の5%未満であれば表示対象外となり、表示されずに出回っていることが多いのです。
また、家畜の餌にGM作物が与えられていても、食肉への表示は対象外となっているため、私たちは知らないまま多くのGM食品を口にしていることが多いのです。

生活クラブは、1997年1月に「遺伝子組み換え作物・食品は取り扱わないことを基本とする」「やむを得ず使用する場合は、情報を公開して取り組む」と決定しました。
そして、提携生産者と協力し、すべての消費材を見直し、遺伝子組み換え食品・飼料・添加物などを取り除くことと、どうしても使用しなくてはいけない場合の独自表示を進めてきました。

食品添加物の削減

日本では、約1500の食品添加物のうち天然香料と一般飲食物を除くと833品目が認められています。そのうち生活クラブでは93品目*、国の基準の約10分の1にまで減らしました。 *2024年3月末現在
実は国認可の添加物でも、毒性試験をされないまま認められているものや、発がん性が指摘されている添加物もあります。海外からの圧力で認可されてしまうこともあり、問題になっています。
生活クラブでは、「疑わしいものは使用しない」「不要なものは使用しない」「使用したものはすべて公開する」を原則に、食品添加物を減らしてきました。

放射能対策

生活クラブでは、放射能検査の結果を公開することで、組合員のみなさんが「分かって食べる」ための判断に役立つようにしています。
また、国よりも厳しい基準で放射能検査を続けており、これまでの検査結果は、データベース検索ページで公開しています。

環境ホルモン対策

ラップやプラスチックの食器、子どもの使う文具やおもちゃ、農産物への残留農薬、殺虫剤、合成洗剤やビニール手袋などが発生源といわれている環境ホルモン。
体内に入ると、生体ホルモンとそっくりに働いて免疫系や自律神経系に影響を与えたり、生殖異常との因果関係などが指摘されている化学物質のことを指します。
生活クラブでは、食材から容器・包材、日用雑貨まで、環境ホルモンからくらしを守るための対策をすすめています。

生活クラブは生産者さんと連携することで食の未来を守ります!

食料自給率向上の取り組み

日常的に食卓にのぼる食べものの食料自給率(重量ベース※)は、お米は98%なのに対し、小麦はわずか17%。ほかには、豚肉は49%、大豆は7%しかありません。 “国内製造”と書かれていても、食品表示を見ると海外産の原料を使用している場合もあります。輸入の原料は国際情勢などに供給が左右されたり、つくり方が分からなかったりすることも多いのが実情です。こうしたリスクへの備えや安全性を確保するために、生活クラブでは自給率のアップに取り組んでいます。

フェアトレード

生活クラブは生産者と連携して、食べものの国内自給力を高めることをめざしています。しかしコーヒーやスパイス類など、国内では生産の困難な食品は輸入しています。海外産品であっても、消費材としての基準は国内品と同様です。組合員が生産地に赴き、生産状況を確認することを含め、トレーサビリティーを追求した食品を取り組んでいます。
現地の生産者の持続的な生産を支える取組みをし、現地視察や交流を重ね海外の生産者とも信頼関係を築く努力を重ねています。

消費材Step Up点検

生活クラブでは、「持続可能な生産と消費」推進制度(消費材Step Up点検)を設け、継続して誰もが安心して食べ、使える消費材にする努力を行っています。
誰もが健康で安心して暮らせる社会の基礎づくりのため、自主基準の規格を満たしデビューした消費材も、その向上と継続のための点検含め利用促進をし継続をしていく仕組みがあります。

組合員参加による消費材開発

生活クラブでは、おおぜいの組合員が参加して、自分たちがほしいものを開発したり、既存の消費材をよりよいものに改善しています。
市場にあふれる「商品」は、必ずしもそれを使用する立場から作られたものではない、その問題点を生活者の視点で見直し、「売るためのもの」ではなく「消費するためのもの」を手に入れる取り組みを積み重ねてきました。
こうした考えから共同購入する「もの=材」を商品と呼ばずに「消費材」と呼んでいます。
「消費材」は、安全・健康・環境を大事な価値とする独自の厳しい基準で作ったオリジナル品がメインです。

提携産地との共同事業

生活クラブでは、おおぜいの組合員が参加して、自分たちがほしいものを開発したり、既存の消費材をよりよいものに改善しています。
市場にあふれる「商品」は、必ずしもそれを使用する立場から作られたものではない、その問題点を生活者の視点で見直し、「売るためのもの」ではなく「消費するためのもの」を手に入れる取り組みを積み重ねてきました。
こうした考えから共同購入する「もの=材」を商品と呼ばずに「消費材」と呼んでいます。
「消費材」は、安全・健康・環境を大事な価値とする独自の厳しい基準で作ったオリジナル品がメインです。