冬の全体班長会を開催しました。

2023年1月28日(土)、前回と同じく富県ふるさと館にて全体班長会を開催しました。お忙しい中、参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

今回の参加プレゼントは『きばるの甘夏みかん』でした♪

甘夏みかんは今の時期は酸味があっても、春頃まで置いておくともっと甘みが出て食べごろになるそうです!日持ちが良くてカビも出ないとのことでした。甘夏みかんの皮や果汁を使ったレシピも知ることができました。

さて、今回の内容は

  1.  生活クラブのいろは
  2.  ➀「ゲノム編集トマト苗の小学校配布に反対する活動報告」 ②2022年度グリーンシステム回収状況報告
  3.  消費委員会 きばるの甘夏・鶏肉・たまご
  4.  来年度の支部活動について考えてみよう
  5.  おしゃべりタイム

でした。

1. 生活クラブのいろは

まず冒頭で、たすけあい福祉委員さんがエッコロ制度で「節目を迎えたとき」の対象年齢をわかりやすいイラストで描いてきてくださいました。2022年にお祝いを迎えた方も申請期間は1年間ですので間に合う方は申請してください。班の皆さんや周りの方と声を掛け合って活用していきたいですね。

次に「生活クラブのいろは」として、「買う・知る・行動する」が一連のサイクルとしてあり、それは「平和」の上に成り立っている、とのお話しが支部委員さんからありました。

2. ➀「ゲノム編集トマト苗の小学校配布に反対する活動報告

12月に伊那支部から伊那市教育委員会に対して「子どもたちの食と安全を守るため、伊那市は小学校にてゲノム編集トマト苗を受け取らないでください。」という申入れを行った結果、伊那市教育委員会から回答がありました。

この回答については、後日詳しい内容をこちらのニュースで報告します。

②2022年度グリーンシステム回収状況報告

「リユース・リデュース・リサイクル」のうち、いちばん環境への負荷が軽いのはリデュース、その次がリユース、最後がリサイクルです。リサイクルよりも環境負荷の軽いリユースを、生活クラブでは取り組んでいます。回収率が8割以上をキープできると、生活クラブにも組合員にも双方にメリットがあるため、今後もRビンの回収や、その他カタログなどの回収への協力をお願いします、とのことでした。

生活クラブで取り組んでいる「リユース」の詳しい内容はこちらのサイトをご覧ください→【リユース方法のご案内

3. 消費委員会 きばるの甘夏・鶏肉・たまご
きばるの甘夏みかん

「きばるの甘夏みかん」は熊本県水俣市で水俣病の被害を受けた漁師さんたちが、漁業に代わる仕事として栽培を始め、同じような被害を出さないようにと農薬や化学肥料を減らすチャレンジを続けながら生産されていることが分かりました。今回の参加者プレゼントのように、班会開催時に箱で注文して皆さんにお配りするのもいいですね♪

** 補足 **

「他にも生産者はいるのに、毎年きばるの甘夏を生活クラブで特別にとりあげるのはどうして?」という疑問の声を聞くことがあります。

きばるを毎年応援するのは、福島を応援するのと同じ事なのです。

水俣病は、今では報道もほとんどされず「すでに終わった」解決済みの公害と捉えられがちですが、実は今も被害者の救済もきちんと終わっていない、大勢の人が苦しみを強いられ続けている現在進行形の公害です。「日本の自然環境や国民の健康が、企業の犠牲になっている」という福島と同じ構図であり、生活クラブではきばるの甘夏を毎年応援し続けています。

丹精國鶏の学習会レポート

生活クラブの鶏肉は「丹精國鶏(たんせいくにどり)」といって産まれも育ちも純国産、鶏肉の中で1~2%というとっても貴重な鶏種!それが手に入る生活クラブの良さを改めて感じました。国産の鶏といっても生まれは海外でギューギュー詰めの鶏舎で飼育され、抗生物質がエサに含まれていたり、早く育てるために動物性たんぱく質を与えるなんてこともあるそうです。「丹精國鶏」は、開放型の鶏舎で鶏たちが自由に動くことができ、エサは遺伝子組み換えでないもの、ポストハーベストフリー(収穫後、保存中や輸送中に虫やカビがつくことを防ぐために使用する農薬をポストハーベストといいます)のトウモロコシを使っています。

詳しく知りたい方は「秋川牧園」さんのホームページへ!⇒「秋川牧園

そんな風に大切に育てた鶏で、積極的に利用してほしいのが「きも・砂肝・ささみ」です!これらの肝類は多い年には年間5トンも廃棄されることがあったそうです。これらの肝類を試したことがない方は、ぜひ一度食べてほしい味です。解凍方法や調理方法に不安のある場合は、周りのベテラン組合員さんに聞いてみるなどしてもいいですよね。このホームページでも語っています⇒【なるほど生活クラブ―モヤモヤ解消コーナー

 たまご

卵はタンパク質・炭水化物・ビタミン・ミネラルを含む「スーパーフード」。今は1日3個食べて大丈夫と言われています。会田共同養鶏組合さんでは、鶏を開放的な鶏舎で平飼いし、エサは非遺伝子組み換えの飼料、この飼料も収穫後の農薬散布なし、飼料用のお米も作ることで休耕田を活用する、などなど、本当にたくさんの「こだわり」がつまった「安心安全」が約束された卵ということが分かりました。

毎日のように食卓で活躍するたまごですから、「よやくらぶ」で予約注文したいですね。

4. 来年度の支部活動について考えてみよう

来年度の活動方針は「買おう 知ろう 行動しよう(案)」 

支部運営費に関しては参加する人が増えてきたことにより、来年度は企画によって金額を検討してみては?との提案がありました。他にも、委員とつながっていない人も広く利用できる、そんな仕組み作りをしていく方向とのことです。

◇ 配布資料はこちら ◇
※5ページあります。左端の矢印↑↓をクリックすることでページ遷移できます。
20230128配布資料