村田商店 生産者交流会の報告
5月20日、臨時支部大会に続いて「村田商店生産者交流会」が開催されました。
今回は村田社長が長野市から来て、お話ししてくださいました。伊那支部では対面での生産者交流会は、3年ぶりとなりました。
社長のお話では、大豆の国内自給率は、食品用が20%、油まで含めるとなんとたった6%!村田商店では、年間100tの大豆を加工しています。
原料はほとんど国産、県内産の大豆を使っていますが、特に生活クラブの納豆の原料は、松本や木曽の4軒の契約農家による特別栽培大豆です。
大豆はすべて一括前払いで買い取っているので、農家は「収穫後何に利用されるのか」まで分かり、安心して生産できるそうです。納豆菌は、「納豆菌屋さん」から購入したものを1000倍にうすめて蒸大豆にかけるのですって!
近年気象の変化によって減収する恐れもある小粒品種「スズロマン」に偏るのではなく、中粒品種「ナカセンナリ」の利用も進めています。
中粒納豆は「柔らかく風味がありおいしい」と隠れファンが多いことを、今回知りました。中粒納豆は今は隔週しか予約できませんが、利用が伸びれば毎週注文できるようになるそうですので、是非みなさんお試し下さい。
また今回多く要望の声を聞いた「ひきわり納豆」は、長野単協で今後取り組む方針とのことです。
参加者は、納豆菌をまぶした「発酵前のカップ中粒蒸し納豆」をお土産にいただきました(^^♪
参加者の感想(一部抜粋)
- 大変なお仕事だと思いますが、長く働いておられる方がいらっしゃるとお聞きし、職場の雰囲気、仕事のやりがい、社長さんのお人柄等々、働きやすい職場会社であるのだなあと感じました。
- 国産納豆へのこだわりと、製造への責任感が伝わってきた。支えていきたいと思ったので、是非頑張って欲しい。紙カップひきわり納豆の販売を期待しています。(ひきわり派です。)
- 手間をかけて大切に納豆を作られていることを感じました。ひきわり納豆の話と容器の話が面白かったです。遺伝子組み換えに関する表示の話。知らなかったです。とても勉強になりました。
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よやくらぶ登録対象品一覧|生協の食材宅配 生活クラブのインターネット注文eくらぶ (seikatsuclub.coop)
村田商店について
村田商店ホームページでは、経木納豆を包んでいる動画が見られます。